人気ブログランキング | 話題のタグを見る

2点の法制化を望みます

結党以来、民主党を支持してきた私でしたが、最近、ある2点の新しい法制化を強く望んでいます。半分は冗談ですけれど。

一つ目は、地方自治体で認められているリコール制度を国政にも新設して欲しいことです。毎日、報道されている20%前後の内閣支持率でも、誰も鳩山総理を首にできません。

国会議員しか総理交代の権限を持たない現制度は、麻生元総理以降、いつも国民が体験してきた苛立たしい制度です。現状では、最高権力者である国民の意志が迅速に反映されません。

二つ目は、首相就任の資格制度の法制化です。人命を預かる医師やパイロットになるには、高度な国家資格を取らなければなりません。国防の最高司令官として、内閣総理大臣は、全国民一億の人命を預かる点では、一人の医師やパイロットとは比較にならないほどの重責を担うはずです。

それにも拘らず、国防を担うだけの資格、資質を全く資格審査されていない人物が簡単に総理になれてしまうとは、極めて恐い制度です。

パイロットが飛行中に「学べば学ぶにつけて、高度の維持は、当初考えていたより意外に大変だと分かってきました」などとマヌケなことを言うでしょうか。実際には、そんなマヌケな人物がパイロットになれないように、教育制度や資格試験で排除されているので安心です。

外科医が手術中に「学べば学ぶにつけて、間違って関係ない臓器を切らないようにすることは、当初考えていたより意外にむずかしいと分かってきました」などとマヌケなことを言うでしょうか。実際には、そんなマヌケな人物が医師になれないように、教育制度や資格試験で排除されているので安心です。

ところが、国防の最高司令官である総理大臣という職では、どうでしょうか。マヌケな人物が総理になれないように、教育制度や資格試験で排除されていて、国民の安全は確保されているでしょうか。実態は、皆様がご存知の通りです。

確かな見通しのないことを無責任に発言し続けたり、その場しのぎの矛盾だらけの発言を続けたり、その結果、困難に直面するとオロオロするだけのマヌケな人物。困難に直面しても、低姿勢で謝ってさえいれば許されると思っている甘い人物。そんな人物が「日本」という名のジャンボ・ジェット機の機長として、今も操縦桿を握っていると思うとゾッとします。

きっと、周辺諸国の軍事関係者は、今が、日本に攻め入る百年に一度の絶好のチャンスだと、どよめき立っているでしょう。

by robocop307 | 2010-05-29 23:20 | 意見表明  

<< 鳩山首相を尊敬します 迷いが吹っ切れました >>