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意見が一致する人

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テレビで色々なコメンテーターの意見を聞いていると、なぜか、比較的に、自分の意見と必ず一致する人がいませんか?思考回路が自分と似ていると思わせるような人です。

私の場合、そんなコメンテーターは3人います。『サンデー毎日』の元編集長だった鳥越俊太郎さん、『ニューズウィーク日本版』の編集長の竹田圭吾さん、そして、元最高検察庁検事の堀田力さんの3人です。

彼等の意見は、苛立つこともなく、いつも安心して聞いていることができます。最近では、鳥越俊太郎さんが特別番組で飯塚事件を取り上げ、司法の怠慢、ズサンさを追求したことには拍手喝采を送りました。私自身、断定はしていませんが、無実の人を法務省や司法の怠慢で死刑にした疑いが大いに残り、以前から怒りを持っていたからです。

私は常々、「はたして社会保険庁だけだろうか!」という疑念を抱いていました。つまり、民主党の功績により、社会保険庁による長年の目茶苦茶でズサンな年金行政は国民が知るところとなりました。しかし、これは氷山の一角に過ぎないのではないか、というのが私の疑念でした。

池の近くにあり、何十年と動くことがなかった大きな石の下には、湿気を好み、太陽光を嫌うミミズなどの小さな生物がウジャウジャと大量に隠れています。太陽光を避けて、ヌクヌクと長年生きてきたわけです。

そんな石を突然持ち上げて、太陽光が当たると、そのような気味の悪い生物たちは、蜘蛛の子を散らすように、いっせいに逃げ出していくでしょう。国民の目という太陽光線が当たらない長期政権の下、長年続く悪慣習が改革されることもなく、無駄や不正や怠慢がヌクヌクと続いていたのは社会保険庁だけのはずがありません。特殊法人や独立行政法人だけのはずがありません。

ヌクヌクと怠慢、不正を続けているのは司法なども例外ではないでしょう。そんな司法にも大胆に告発のメスを入れてくれた鳥越俊太郎さんには本当に拍手喝采を送ります。

無駄、不正、怠慢を覆い隠してきた、つまり、国民の目という太陽光線を遮ってきた大きな石を政権交代によって早く取り除いて欲しいと思います。三権分立とは言え、政権交代が司法の改革をも促進するはずです。

by robocop307 | 2009-08-22 19:40 | つぶやき  

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