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発想の転換

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去年の暮れ頃でしたか、手足がない障害を背負った佐野有美さんという若い女性の明るい生き方がテレビで紹介されていました。その方が詩集『あきらめないで』を出されたことで注目されていたようでした。

その番組はチャンネルを切り替えていた途中で、チラッと偶然見ただけでした。障害があるにも拘らず、ご自分の夢のチアリーダーを明るく一生懸命、務めておられました。その前向きな生き方に衝撃を受けたことを覚えています。

「不自由はあるけれど、自分には神様からもらった明るさがある」とか、あるいは「自分には声がある」と考え、ボイストレーニングを受け、ラジオ出演などにも励んでおられました。

彼女の何に私が衝撃を受けたかと言いますと、「自分に無いものを嘆く」のではなく、「自分に有るもの、残されているものを喜ぶ」という姿勢です。

日頃の私は自分に有るものは忘れ、無いものばかりに目が行きがちでした。そんな私にとって、彼女の生き方は、まるで天動説を地動説にひっくり返したコペルニクス的発想の転換のように思えました。

しかし、もし、私がもう少し若く、人生に対する理解力が不足していた頃にその番組を見ていたなら、別の考え方をしていたでしょう。

「自分に有るものを喜ぶ」などという考えには、きっと、「何をきれいごとを!人生、そんなに甘くない!」」と拒否反応を示していたでしょう。しかし、昨年末にその番組を見たときには、彼女の生き方に素直に感銘することができました。

私たちは、とかく自分に無いものに不平不満を感じたり、コンプレックスを感じたりして生きています。私もそうでした。私もいつも不幸感、挫折感いっぱいで生きてきましたし、現在でもいろいろと悩みが尽きません。

しかし、昨年の暮れ、佐野さんの生き方を知ってからは、落ち込みそうになったときなど、意識的に発想の転換をするようにしています。同じ人生なら、無いものを嘆くより、有るものを喜んだ方が得です。自分に無いもの、失ったものの方ばかりに目を向けて嘆いているのは人生の損です。

私たちがどれだけ幸せになれるかは、持っている量ではなく、感謝する気持ちの量で決まるような気がします。そう考えるようになってから、悩みは数え切れないほどありますが、毎日を少しだけ幸せに感じられるようになりました。

佐野さん、幸せのコツを教えていただき、ありがとうございました。

by robocop307 | 2011-05-04 07:05  

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