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「漢字を使わせないぞ!」

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お勧めのテレビ番組があります。フジテレビの「なかよしテレビ」です。ご存じの方は多いのでしょうか。

スタジオに集合した日本人、中国人、韓国人の有名人が様々なテーマで熱い議論を闘わせる討論番組です。

但し、報道番組ではなくバラエティ番組なので、真剣な討論そのものよりも、笑いを通じて、番組タイトル通り、ライバルどうしの日中韓の3ヶ国で仲良くなりましょう、という趣旨の番組です。

番組の中に出てくるある中国人男性が特に面白くて好きです。「ジャーナリスト」として紹介されている周来友さんです。彼がどういう経歴のどういう人物なのかに関しては全く知りません。

ただ、彼のユーモア・センスは好きです。一見、いつも痛烈に日本批判しているようですが、それは、番組内での自分のポジションをよく理解しての立ち振る舞いに過ぎません。

一度、知的所有権に対する中国の意識の低さが討論の話題になりました。中国のパクリ文化へ日本、韓国からの非難が集中しました。そのとき、一方的に責められていた側の周来友さんがいつものように興奮して、ついつい立ち上がって反撃しました。

「そんなこと言うなら、漢字を使わせてあげないぞ!」

と叫んで、スタジオ中が爆笑となりました。

今日もこの番組のスペシャル版を放映していて、中国漁船が韓国や日本の領海侵犯をすることで、また中国が韓国、日本から責められていました。そこに、周来友さんの反論です。

「海はみんなのものだ!」

また、一同爆笑です。中国人の本音を本気で語っていると解釈して、本気で怒る日本人もいるでしょう。それはそれで自由だと思います。

実際、3ヶ国間の討論は、本気で感情的になったり、知的討論になったり、また、すぐにユーモラスな爆笑討論になったりと楽しい揺らぎがあります。言いたい放題、感情、本音が激突し合っても、険悪な雰囲気にならないのは、司会者の上田晋也(くりぃむしちゅー)さんの腕のおかげです。

この番組は、そのタイトル通り、3ヶ国間の友好関係が促進されることに確かに貢献しているでしょう。このような草の根外交で、国家に対する印象が好転するのですから、政府どうしで始める戦争というものは本当に知恵もユーモアも無い愚かなことなんだなぁ~、とつくづく感じます。

ユーモア・センスさえあれば、国民感情の高まりからの戦争は防げるんだろうなぁ~、と感じます。ならず者国家の暴挙を鎮圧する警察活動のような軍事行動は別ですが。

戦争を防ぐためには、もちろん、戸締りとしての軍備による抑止力はとても大切です。しかし、周来友さんを見ていて、心のゆとりである「ユーモア」にも、実質、軍事力より、もっと大きい戦争抑止力があるように感じます。「ユーモアあるところに戦争無し」ではないでしょうか。

しかし、日本人世論の対中国警戒心を弱めて油断させるため、実は、周来友さんは中国政府から派遣されてきた、世論操作を専門とする優秀な特殊工作員だったりして・・・(笑)

とにかく、「なかよしテレビ」はバラエティですが、有意義で良質な企画だと思います。

by robocop307 | 2012-03-23 21:16 | テレビ、映画評論  

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