金スマ、見ちゃいました
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ミーハーな私は、昨晩(5/11)の『金スマ』を見てしまいました。塩谷瞬さんの二股騒動の当事者の一人である料理研究家の園山真希絵さんが出演すると知っていたからです。
宮沢りえさんの離婚は、私には「ど~でもい~いですよ」なのですが、同じ芸能ネタである塩谷さんの二股騒動は楽しめます。
番組を見た印象は、恐らく園山さん本人が持っていきたかっただろう方向性とは違うものでした。私の印象を一言で言えば「バカな男の影には、甘やかす女アリ!」というものでした。
番組内で園山さんは何度も「彼がバカでアホな男であることは最初から知っていて、彼を立ち直らせることは自分しかできないと思った」と発言していました。
「私は世間が思うほどバカな女ではありません」、「バカな男に騙されていたバカな女ではありません」と言いたげでした。
しかし、実際には彼女は塩谷さんを立ち直らせるどころか、逆に「甘える男」という欠点を助長させただけに思えました。過保護ママがマザコン男を作り出すのと同じ構図です。
推察ですが、園山さんが番組出演を承諾した理由は、一つには、「バカな男に引っかかる女もバカだ」という世間常識によって自分が低く評価されている状態を覆したかったのでしょう。
もう一つの番組出演の動機として、塩谷さんへの復讐もあったのでしょう。しかし、あくまで私の推測なので全く外れているかもしれません。
一般論として、ダメンズに惹かれる女性心理も分かったような気がします。人間である限り、私を含めて劣等感を持たない人などいません。ダイエットにも成功し、料理研究家としも大活躍している園山さんとて例外ではないはずです。
ダメンズに惹かれる女性は、「このダメ男を何とかしなければ!」との「上から目線」を持つことで、なんとなく優越感の快感にハマるのではないでしょうか。つまり、ダメンズに接していることで、自分の劣等感が癒され、心地よいのではないでしょうか。
ダメンズ側は、自分を甘やかしてくれる女性を見分ける嗅覚が発達していて、徹底的にそのような女性に依存する。ダメンズに甘えられる女性の側は、自分を「有用な人間」と感じる優越感で心地よくなり、ダメンズから離れられなくなる。つまり、女性も心地よいのでダメンズに依存してしまう。
こうして相互依存、共依存関係が成立する、という構図ではないでしょうか。まさに、過保護ママとマザコン男性との強固な関係の成立です。これが他人の目からは理解できない「ダメンズ好き」な女性心理の実態ではないでしょうか。
しかし、番組の最後で園山さんは、こうも語っていました。「彼がバカな行動を取ったことは、私の彼への接し方にも責任があると感じています。いい勉強になりました」と。そこまで自己分析できている点には園山さんの知性を感じました。
他にも印象的だったのは、「私はその辺のヘナチョコ女ではないですから元気です。人生は短いですから、一瞬でもヘコんでいたら時間がもったいないです」という彼女のプラス思考の発言でした。記憶で書いているので、一字一句この通りではなかったと思いますが、このような意味のことを言っていました。
半分は、プライドの高い園山さんの「強がり」だと思います。しかし、人間、「強がる」ことは必要です。メソメソするより、強がるほうが、はるかにりっぱだと思います。人は、強がることで本当に強くなれるからです。
少しでも知性があれば、人は失敗を通じて学習、成長するものなのですね。これこそが人生の意義ですね。
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宮沢りえさんの離婚は、私には「ど~でもい~いですよ」なのですが、同じ芸能ネタである塩谷さんの二股騒動は楽しめます。
番組を見た印象は、恐らく園山さん本人が持っていきたかっただろう方向性とは違うものでした。私の印象を一言で言えば「バカな男の影には、甘やかす女アリ!」というものでした。
番組内で園山さんは何度も「彼がバカでアホな男であることは最初から知っていて、彼を立ち直らせることは自分しかできないと思った」と発言していました。
「私は世間が思うほどバカな女ではありません」、「バカな男に騙されていたバカな女ではありません」と言いたげでした。
しかし、実際には彼女は塩谷さんを立ち直らせるどころか、逆に「甘える男」という欠点を助長させただけに思えました。過保護ママがマザコン男を作り出すのと同じ構図です。
推察ですが、園山さんが番組出演を承諾した理由は、一つには、「バカな男に引っかかる女もバカだ」という世間常識によって自分が低く評価されている状態を覆したかったのでしょう。
もう一つの番組出演の動機として、塩谷さんへの復讐もあったのでしょう。しかし、あくまで私の推測なので全く外れているかもしれません。
一般論として、ダメンズに惹かれる女性心理も分かったような気がします。人間である限り、私を含めて劣等感を持たない人などいません。ダイエットにも成功し、料理研究家としも大活躍している園山さんとて例外ではないはずです。
ダメンズに惹かれる女性は、「このダメ男を何とかしなければ!」との「上から目線」を持つことで、なんとなく優越感の快感にハマるのではないでしょうか。つまり、ダメンズに接していることで、自分の劣等感が癒され、心地よいのではないでしょうか。
ダメンズ側は、自分を甘やかしてくれる女性を見分ける嗅覚が発達していて、徹底的にそのような女性に依存する。ダメンズに甘えられる女性の側は、自分を「有用な人間」と感じる優越感で心地よくなり、ダメンズから離れられなくなる。つまり、女性も心地よいのでダメンズに依存してしまう。
こうして相互依存、共依存関係が成立する、という構図ではないでしょうか。まさに、過保護ママとマザコン男性との強固な関係の成立です。これが他人の目からは理解できない「ダメンズ好き」な女性心理の実態ではないでしょうか。
しかし、番組の最後で園山さんは、こうも語っていました。「彼がバカな行動を取ったことは、私の彼への接し方にも責任があると感じています。いい勉強になりました」と。そこまで自己分析できている点には園山さんの知性を感じました。
他にも印象的だったのは、「私はその辺のヘナチョコ女ではないですから元気です。人生は短いですから、一瞬でもヘコんでいたら時間がもったいないです」という彼女のプラス思考の発言でした。記憶で書いているので、一字一句この通りではなかったと思いますが、このような意味のことを言っていました。
半分は、プライドの高い園山さんの「強がり」だと思います。しかし、人間、「強がる」ことは必要です。メソメソするより、強がるほうが、はるかにりっぱだと思います。人は、強がることで本当に強くなれるからです。
少しでも知性があれば、人は失敗を通じて学習、成長するものなのですね。これこそが人生の意義ですね。
by robocop307 | 2012-05-12 23:58 | テレビ、映画評論