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新幹線内バーの終焉?

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「アルコールはどんなに少量でも、それに応じて脳の萎縮をその分だけ進行させる」というロイターの報道を数年前に見たことがあります。それ以来、気になっていました。

年齢相応かと思いますが、アルコールとは無関係に、最近、「つい、うっかり」の見落とし、勘違いなどが徐々に増えてきています。将来、頻度がある一線を超えれば認知症でしょう。

「脳の萎縮=認知症」ではないと思いますが、飲酒が脳の萎縮を促進することは、脳神経外科医の間では常識のようです。極論を言えば、飲酒は認知症発症のリスクを高めるわけです。

特に下品な私は、「飲んで楽しむ」とは「酔い潰れる直前まで飲む」ことを意味します。植木等さんの「ちょいと一杯のつもりで~飲んで~♪」タイプの飲み方なのです。

こういう飲み方をした翌日は、アルコールが体内から完全に抜けた状態でも、「つい、うっかり」の頻度が増している確かな自覚があります。自分の体と魂が10cm位ずれていて、精神のピントが合ってないような感覚です。

飲んだ日は、翌日以降、休肝日を最低でも必ず連続3日設けるようにしています。しかし、そのロイターの報道によれば、脳の萎縮は確実に累積加算していくようです。

ロイターの記事ではありませんが、毎日、日本酒2合相当以上飲んでいる人は、飲まない人に比べて、脳の萎縮速度が10年早いという有意なデータがあるようです。

完全断酒するつもりはありませんが、基本的には、飲酒に関しては、どうやら「年貢の納め時」が来たようです。人生の大きな楽しみの一つでしたが、サヨナラのときが来たようです。

今後は、普通の人がやっているように、食事の時、ちょっとチビチビとたしなむ程度にするつもりです。「飲む」が主役で、オツマミとして「食べる」を脇役にしていた今までの流儀を逆転させます。下品な「酒飲み」を卒業し、上品なグルメ志向に変わりたいと思います。

そう言えば、自分の脳の状態が心配で、今日、昔やっていた任天堂DSの「脳トレ」をやってみました。4年位前の自分の成績として「脳年齢=27歳」と記録されていました。

その当時、30秒程度で処理できていた同じ脳テストが今日は倍の60秒近くかかってしまいました。多分、4年ぶりだったので「慣れ」の問題かとは思いますが、ちょっとへこみました。

最近、時々、思考速度がスローモーションのように感じていたことが裏付けられたように思えたからです。とは言っても、幸い、2回、3回と繰り返しているうちに、すぐに4年前の成績に近づいていきました。

ところで、今やってるTBSの「ATARU」は面白いですね。

by robocop307 | 2012-05-20 21:26 | つぶやき  

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