WBC台湾ナインのお辞儀
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今、「ミスター・サンデー」で見るまで全く知りませんでした。あの感動のWBC台湾戦で、別の感動のストーリーがあったとは!
3/11の東日本大震災に対し、台湾は翌日に救援隊を派遣してくれただけではなく、世界一多額の支援金を送ってくれたそうです。そのことに対し、台湾に対する感謝のプラカードをWBC台湾戦で掲げよう!との呼びかけがあったとは、全く知りませんでした。
そのことが台湾でも事前に報道されて台湾でも盛り上がっていたようですね。また、台湾戦の最中でも、東京ドームで観戦していた多くの日本人が、感謝のプラカードを掲げながら、台湾チームを応援したとのこと。
ゲーム終了後、台湾のナインが日本の観客の応援に対し、360度回転しながら深々と感謝のお辞儀をしたようです。地上波では放映されなかったのだそうです。
恥ずかしながら、全く知りませんでした。こういう話を聞くと、本当に「戦争」の愚かさを痛感します。ちょっとしたキッカケで友好の雰囲気が盛り上がるのですから。
同様にちょっとしたキッカケで悪感情がエスカレートし、戦争に発展することもあります。しかし、性善説を信じているので、どちらかと言えば、友好的感情の連鎖反応の方が人間の本来性のような気がします。憎悪の感情の連鎖反応は、たいてい誤解に根ざしているような気がします。
台湾への感謝の気持ちを表そうとの今回の呼びかけはツイッターだったそうです。このように、ネットの普及で庶民の自然な本音が国際間でも伝播しやすくなったことは、戦争抑止にも貢献するはずです。
「戦争」というものが、市民の善意が国境を越えて伝わるネットがまだ発達していなかった古代の遺物だった、ということになるといいですね。
by robocop307 | 2013-03-17 23:50 | ご報告