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「分かりにくい文章」の対策

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「何が言いたいのか分からない文章」をよく見かけないでしょうか?「おまえのブログだ!」ですって? (^^ゞ  ですよね~。整理せず、乗りで書いてることが多いので、すみません。m(__)m

私のブログ以外でも「何が言いたいのか分からない文章」は、よく見かけると思います。なぜ、そんな文章が書かれてしまうかの原因を知っていますか?

もちろん、原因は色々あります。しかし、「何が言いたいのか分からない文章」症候群の最も単純な原因は、たいてい次の3つのうちのいずれかです。

【原因1】 「何が言いたいのか」を書き手自身が理解していない。
【原因2】 「何が言いたいのか」を書かない。
【原因3】 「何が言いたいのか」を冒頭に書かない。

もちろん、原因1が最も重症です。自分の書きたいことが頭の中でゴチャゴチャしたまま書いてしまうのです。推敲段階になっても、主役情報がどれで脇役情報がどれかに関して整理できていないのです。

原因2も原因1の延長線上にあります。また、軽症ではありますが原因3も無視できません。物事をストレートに表現することを躊躇する、失礼のないように婉曲に表現するという日本的発想が原因3の背景です。

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さらに、「何が言いたいのか分からない文章」の原因は、他にも色々あります。悪文の原因として、世間では、文系学者が説くようなチマチマした文章術ばかりに注目しがちです。

しかし、文章術は無視できないものの、「何が言いたいのか分からない悪文」を生み出す主犯ではないことが殆んどです。

悪文の他の原因は、文章術以前に、書き手や読み手の心理に対する無知です。他にも論理的構成力や説明術の欠如も原因です。一例を挙げれば、自分達だけが分かっていることを前提とした文章を書いたりすることです。

そんな文章を自分達で何度チェックしても、自分達の意図が明確に述べられている「分かりやすい文章」に見えてしまうのです。つまり、私の研修でよく言う「悪文は書き手本人(達)には見えない」というトリック現象です。

ところが、書き手本人に「分かりやすい文章」に見える文章を第三者が読むとどうでしょう?書き手が前提としていることが無意識に省略されているため、読み手はよく理解できません。

つまり、前提部分が欠落しているため、主張がその前提の上にいくら理路整然と論理構築されていたとしても、第三者が読むとチンプンカンプンなのです。「何が言いたいのか分からない」となるわけです。

書いた本人(達)には「分かりやすい文章」に見えるのに、その同じ文章が他人の目には「何が言いたいのか分からない文章」になるのです。世にも不思議な怪奇現象が起こるのです。

日本中のあちこちで毎日、起こっている怪奇現象です。円滑なビジネスを阻害する深刻な原因にもなっています。

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by robocop307 | 2013-06-18 22:12 | メルマガ過去ログ  

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