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紫外線と発癌率

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先日、NHKの科学番組を見て驚愕しました。私は筋金入りの健康オタクなので、「ためしてガッテン(NHK)」以外は、最近、どんな健康番組を見ても、何も新しい情報を得られない、という悩みがありました。

ニセ医者ができるほどの健康に関する知識があるので、健康番組の中でタレントさんに対して医師が説明する事項がバカバカしく思えていたのでした。

医師によるそんな解説に感心しているタレントさん達を見て、心中、「そんなことを今頃知ったのか!」と、いつも上から目線でした。

しかし、そのNHKの科学番組を見て、私は毎日、一生懸命、自分の発癌率を高める努力をしていたと知り、驚愕したのです。そのNHKの番組とは、人類の発癌の宿命を解き明かした特別番組でした。

多くの人が紫外線は皮膚癌に限らず、一般論として発癌率を高める要因の一つだと思っていないでしょうか。少なくとも私はそうでした。しかし、それは間違いだったのです。

私は去年から突然、金属アレルギーと紫外線アレルギーの合併症のような湿疹で悩まされていたため、最近は、ほぼ完全に紫外線シャットアウトの生活を送っていました。

ただ、紫外線を浴びる量が極端に少ないと、ビタミンD欠乏症が原因で骨軟化症という深刻な事態になることを知っていました。そのため、紫外線シャットアウトの生活を始めただけではなく、しばらくしてから、サプリメントでビタミンDの補給も始めていたのです。

紫外線はもちろん、皮膚癌の原因にはなりますが、大腸癌、乳癌のようなその他の癌に対しては、逆に抗ガン作用があるとのことです。人類発症の地であるアフリカは、紫外線が大量に降り注ぐ地域です。

しかし、人類はアフリカから地球全域に拡散していき、北欧を始めとする紫外線照射量の少ない地域にも居住するようになりました。そして、紫外線照射の少ない地域での発癌率がアフリカの住人より高いことが分かっているとのことです。

同じ地域なら、夜間に労働する人の発癌率は日中に働く人よりも高いのだそうです。夜間に働く人の紫外線を浴びる量が少ないからです。そのNHKの番組の説明では、結局、発癌率を高めている原因は、ビタミンD欠乏症なのだそうです。

そういう意味では、私は紫外線をシャットアウトするだけという最悪の生活をギリギリ逃れていたわけです。

異なる動機からビタミンDも偶然、補給していたからです。しかし、ビタミンD欠乏症が発癌率を高める、という知識は全く持っていなかったのです。

やっぱり、何事も「過ぎたるは及ばざるが如し」なのですねぇ~。美肌、美白のために徹底したUVケアをされている女性は、どうかご注意ください。

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by robocop307 | 2013-10-15 22:40 | メルマガ過去ログ

 

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