悪文は書き手本人には見えない
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私の文章術セミナーなどでは、「悪文は、書き手本人には見えない」という怖い現象を教えています。
世間には、意味がよく分からない悪文が溢れています。その理由は、書き殴ったままの下書きレベルの文章が公開されているからでしょうか?
いえ、プライベートなメールなどを除き、公的文章などは、もちろん、最初に書かれた下書きの文章が推敲(文章を練り直して改善すること)されているはずです。
それも、書き手本人の推敲だけではなく、重要な文章であれば、同僚や上司のチェックも入り、組織だった推敲が行なわれているはずです。
それでもなお、公的な文章でさえ意味不明な悪文が多いのはなぜでしょうか?その理由こそが「悪文は、書き手本人(たち)には見えない」という現象なのです。
つまり、悪文を書き手本人(たち)が読み直しても、悪文と自覚することができないのです。自分(たち)の意図がキチンと表現されているように錯覚してしまうのです。
私の研修では、この「悪文は、書き手本人には見えない」という現象が起こる心理的メカニズムを紹介します。
さらに、自分の書いた悪文を自覚し、万人に意味が通じるように改善するための様々な戦略も紹介しています。
私の文章セミナーが日経ビジネススクール様で開催されます。2時間半のスライドを使っての講義と、午後はグループ単位で文章改善を競う実習です。
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皆様のご参加をお待ちしております。
by robocop307 | 2013-10-20 17:56 | メルマガ過去ログ