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尿酸値に対する誤解

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尿酸値に関する一般的な誤解をつい先ほど知りました。私も誤解していた一人でした。誤解を解いてくれたのはNHKの「ためしてガッテン」です。

健康オタクの私は、健康番組を色々、「毎週録画」してますが、最近は殆んど学ぶべきことがありません。しかし、「ためしてガッテン」だけは完璧な例外中の例外です。

この番組以上に役立つ他の番組を知りません。今回の知識に限らず、私は「ためしてガッテン」を見続けていることで、恐らく、寿命20年分位は得していると思います。

「ためしてガッテン」と他の健康番組との一番の違いは情報の「鮮度と信頼度」です。他の健康番組では、既に広く認知されている古い情報や怪しげな情報が多いように感じます。

ところで、尿酸値に関する誤解に関しては、「ためしてガッテン」を見る習慣のない人にも緊急に知らせる必要があると思い、これを書いています。

いつも憎まれ口しか叩かない私も、たまには良いこともしなければなりません。

【誤解1】尿酸値で注意しなければならないのは痛風である。

【誤解2】尿酸値を下げるにはプリン体含有量の少ない物を飲食するように心がける。


皆さんの殆んども上記2点のような理解をしていませんでしたか?私はそうでした。

以下、完璧な受け売りですが、誤解を解いていきます。

【誤解1を解く】
尿酸値が高くて起こる障害は、痛風だけではなく、動脈硬化の原因でもあるそうです。尿酸値が高い人の心筋梗塞の発症率は2倍だそうです。しかも、尿酸値が高くて痛風を発症する人は一部の人(約1割)に過ぎないのだそうです。
痛風を発症した人は医師の指導で尿酸値を下げる努力をするので問題ありません。しかし、尿酸値が高い(7.0以上)のに痛風を発症していない人(約9割)は、自覚がないまま放置されるので危険なのだそうです。何も対策しないまま動脈硬化が刻一刻、悪化し、心筋梗塞に近づいていくからです。コレステロール値も血糖値も全く正常でも、尿酸値が高いことで動脈硬化になるということです。尿酸値は痛風だけの指標ではなく、生活習慣病全般の指標である、と最近、医学会で見直されたそうです。

【誤解2を解く】
飲食物に含有されているプリン体が体内の尿酸値に与える影響度は25%に過ぎないそうです。つまり、口から入るプリン体を限りなくゼロに近づけても、体内の尿酸値の25%の部分を下げる効果があるだけで、残りの75%の尿酸値を下げる効果は無い、というわけです。プリン体ゼロのアルコール飲料だけを飲んだり、プリン体含有量が低い食品だけを食べる努力をしているのに、さっぱり尿酸値が下がらない方が番組内で紹介されていました。それでは、残りの75%の尿酸値を下げるにはどうしたら良いのでしょう。
残りの75%の尿酸値は飲食物内のプリン体からではなく、果糖、アルコールなどが代謝する際にできる燃えカスなのだそうです。つまり、プリン体ゼロのアルコール飲料でも大量飲酒すれば、やはり、尿酸値をガンガン上げるということです。また、食品の種類を問わず、カロリー・オーバーによる肥満は体の尿酸値排泄の能力を低下させるそうです。つまり、肥満もまた、尿酸値を上げる原因とのこと。つまり、尿酸値を下げるには、普通の健康的な生活全般が必要ということです。食品のプリン体含有量の数値だけを見て尿酸値対策をしているのは、「頭隠して、尻隠さず」という滑稽な状態らしいです。

ちなみに、今月の11月8日の血液検査での私の尿酸値は4.7で問題ありませんでした。尿酸値は特にマークしていませんでしたが、毎日の涙ぐましい健康オタク生活が報われているようです。


 


by robocop307 | 2013-11-17 21:01 | メルマガ過去ログ  

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