英語の絶対音感
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「絶対音感」という言葉がありますが、同じ乗りで「絶対文感」というものも存在すると思います。
文法的には正しいのに、自分が書いた英文が何となく不自然に感じることはないでしょうか。
いかにも日本人が書いたらしい、そのような不自然な英文を自然な英文に変える手段は色々あります。しかし、一つだけ一般的にあまり知られていない手法があります。
それは、自分の書いた英文を音読してみる方法です。理論的にうまく説明できないのですが、妙な英文は音読すると、日本人でも感じ取れる不自然なリズムが表面化します。
黙読では浮かび上がらなかった不自然さが表面化するのです。その感覚を元に訂正していくと、万能薬ではありませんが、自然な英文に近づけることができます。
但し、残念ながら、この方法は誰にでもできる方法ではありません。普段から英語をきれいに音読できる日本人に限られます。
つまり、脳内に「英語の絶対音感」とでも呼ぶべき、正しい英語のリズムが焼きこまれている日本人です。「お前は英語をきれいに音読できるのか?」とご質問でしょうか?はい、もちろん、できます。
「英語の絶対音感を持たない人はどうしたらいいのか?」とご質問でしょうか?その場合は、獲得する努力をするしかありません。
1日5分でいいですから、正しい英語を毎日、音読しましょう。但し、ネイティヴの正しい音声見本付きに限られます。意外にも、こんな努力が、より自然な英文を書けるための基礎訓練なのです。
ところで、2020年までに「分かりやすい英文標記」を東京中に溢れさせたいものですね。現時点では、あまりにも意味不明だったり、抱腹絶倒させられる英語標記が多すぎます。
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by robocop307 | 2013-12-13 22:03 | メルマガ過去ログ