日本版「ブリジット・ジョーンズ」
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今日は「連続休肝日5日間」のルールの解禁日だったので、5日振りに自宅で飲みました。
飲みながら、録り貯めていた2話分の「タラレバ娘」を見ました。日本版「ブリジット・ジョーンズ」です。最高です!
タラレバ三人娘の雑談の中でも、私が好きな英国映画のタイトル『ブリジット・ジョーンズ』が出てきたのには驚きました。
まだ最終回を見ていない「逃げ恥」より好印象です。逃げ恥は、奇抜な発想で現実生活を遊離した世界を見せてくれます。
「ドラマ」を語源とする「ドラマチック」という言葉の本来の意味が「劇的」ですから、その意味で本来的な現実離れしたドラマの楽しさを与えてくれました。
財閥が頻繁に登場する韓ドラも同様で、ドラマの場面が自分の私生活とは縁遠いセレブな環境のシーンが多く、それだけに現実離れしたドラマ本来の楽しさを与えてくれます。
一方、タラレバ娘は、何もかもがあまりに現実的です。多くの女性視聴者が「あるある!」感満載で引き込まれたことでしょう。男性の私でさえ、断片的ではありますが、ところどころの場面が自分の人生の一コマ一コマと重なっていました。
ドラマとは、現実離れした非日常感でも楽しいし、真逆ですが、日常感たっぷりの「あるある!」感も楽しみの要素なのですね。
非現実的なスーパーマンのような正義の味方が活躍するドラマも胸がすきます。
しかし、一方、逆に、ドジばっかりで落ち込みやすく、劣等感の固まりのような自分自身と等身大の登場人物たちが活躍するドラマも楽しいです。自分を見ているようでハラハラもしますが。
また、タラレバ娘では、各シーンで心の中のツブヤキが紹介されるので、その点でも、視聴者が各登場人物たちと一体化する共感が生まれるのでしょう。
今日見た2話目の最後の方で、メソメソと凹んでいた金髪男に主人公の吉高由里子が叱責した一言「あんただって、タラレバ男じゃん!」を聞いたときには、思わずホロリとしてしまいました。
次回が最終回らしいのですが、今から楽しみです!また、「逃げ恥」の最終回のように、録画をずっと見ないで、数ヶ月先まで、楽しみとしてとっておくかもしれません。
吉高さん、どうか、あの善良な早坂さんと離れないでください! m(__)m
同じ男性を二度振るなんて、ルール違反ですよ!残酷ですよ!
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by robocop307 | 2017-03-21 18:54 | テレビ、映画評論